アリアンロッド2Eキャンペーン終了

 昨年5月からオンラインで始めた『アリアンロッド2E』のキャンペーンが11日全7話で終了した。自分がGMを務めるキャンペーンは久々、単発ではいくつかやっているが続き物はしばらくやっていなかった。
 単発と違って個々のシナリオの作成は楽なのだが、やはり話をまとめて結末に向かわせるキャンペーンならではの労力はかなり大きい。とは言え、やはり連続した話を収束させて1つの物語にする楽しみはキャンペーンでなければ味わえない。
 その一方、どうも独り善がりだったかなあと思う部分もあったりする。プレイヤーに伝わっているのか、理解してもらえているのかは常に不安を覚える。とはいえこれは今回キャンペーンに限ったことではなく、GMやるたびに抱いている感覚なのであるが。
 ネット上の掲示板等で情報やNPCを提示したりするのは、少しでもプレイヤーに理解してもらうため、最近はずっとやっている。

 以前にも書いたが、基本的に世界や国を救うのではなく、身近な人を助ける日常系をコンセプトに各シナリオを作成した。舞台をグランフェルデンにして、今まで別GMでは余り出て来なかった公式NPCを出すことも意識した。PCのウォーリアと、そのPCに対してちょっとお姉さんぶるアリエッタの関係は気に入っている。
 データ面では情報収集判定を多用するシナリオにするのを心掛けた。ギルドサポートの《情報網》を《蘇生》や《祝福》……とまでは行かないまでも、《目利き》辺りよりは使えるようにしたいと考えてのことである。戦闘等のその他のギミックについてはそこまでこだわるつもりはなかったのだが、最終的には毎回何かしら入れることとなった。自分の性格だろう(苦笑)。
 以下に各話ごとの内容を振り返る。

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久々のオンセ

 『アリアンロッド2E』のオンラインセッション。自分がGM、プレイヤーに地元民2人とちゃーさん・1月に会った時にやろうと言っていた五郎さんを交えてプレイ。初期作成で、グランフェルデン周辺の妖魔と戦う定番のシナリオ。基本ルール2冊と上級ルールまで使用。オンラインだとスクウェアを使って位置をデジタルに管理する方がやりやすいということで、スクウェアルールを使用。
 Aという事件が起きている中、Bという関係ない事件を調べていたらたまたまAの事件の手がかりが、という物語構造が結構好きでつい作ってしまう。ただこの方式、プレイヤーとしては(メタ視点で関係があるだろうとは推測が付くにしても)どうしたって動機付けが困難だよなあと。以前にも同じようなシナリオを作って、失敗したと思ったのにまたやってしまった。時間がなかったとはいえ、反省。

 今回はSkypeでの音声チャットと、ダイスやマップ・文字チャットに富士見書房のTRPG ONLINEを使用してプレイ。オフラインなら3時間弱くらいのシナリオを5時間くらいと想定して、実際には6時間かかった。それでも以前の文字チャットのみでプレイした時から較べれば格段に短縮されたと言えるだろう。
 TRPG ONLINEは機能的には必要なものは揃っている印象。今回は音質の問題からSkypeを使用したが、TRPG ONLINEにも音声チャット機能はあるのでこれだけでも充分プレイは可能だ。けれども、全体的な印象としてはもう少し便利ならいいのになと感じる程度の機能で、少々残念な箇所はあった。ダイス機能はIRCなどのダイスボットの方が高性能だったり。
 まあそれでも気楽に使えて最低限の機能はあるという点ではオンセの敷居を下げる効果は充分に果たしていると思われる。さらに良い点としてはHP・MP・フェイトのリソースを他人に見えるよう管理できる部分。これは非常にプレイしやすいなと感じた。
 まあおそらくこれから先オンセをやる際にも使っていくことになるだろう。

 などとこれを書いている最中にTRPG ONLINEを包括するサイト「ふぁんぷらぷら」の終了を知らせるメールが来た(苦笑)。
 TRPG ONLINE自体は独立して続くようなのでなんの問題もないかな。むしろログインしやすくなって好都(ry