ベルフト感想

 そんなわけで『アリアンロッド・サガ・リプレイ6 : 運命のダイナスト』のネタバレ込みの感想を続きに。

 今巻はまさにベルフトのための巻。まさか『ブレイク』であれだけ怖れていたベルフトがグラスウェルズから既に帰還していたとは(笑)。まあ元々「一行ですませる」予定だったアンリとの戦いをシナリオに仕立て上げたために矛盾が発生したわけだが、いなかったことにする発想は大胆。これがベルフト上陸時の伏線にもなっている(ような気がする)のも面白い。
 NPCの演出も良かった。オトガルもラドフォード伯も散り際がカッコいい。その2人(とイザベラ)があっさり敗れたにもかかわらず、それを抑えるステラの演出も光っていた。最近ただのいじられ役になっていたステラだが、今回は相応の実力を見せてくれて嬉しい。
 クライマックスは待望のベルフトとの決戦。普通の戦闘ではなく大規模戦闘ルールを使用してベルフト特殊能力は生かして欲しいが、FS判定ではケリをつけて欲しくないと思っていたら期待通りのクライマックス。ベルフトにはどんな独自の特殊能力があっても文句はないなあ(笑)。《鬼神奮迅》の1006点は笑った。しかしまあピアニィとベルフトは似た者兄妹だな(苦笑)。
 エルザの吉村さんは『ブレイク』とは打って変わってアルとの関係を重視にロールプレイ。おかげで普段は見れないアル(関係ないけど、ものすごい厨二設定が生えてて噴いた)が良かった。やはりアキナとも共演して欲しいな。
 まあ今回一番笑ったのはバルムンク十二人衆の残り3人の扱いだったが(笑)。

ひとこと

カールおじさんはアクロスでは重要人物の一人だったから、それが影響したのかも。
けど、そんなラドフォード伯奮戦ダイスロールでピンゾロって吉村さん……w


リプレイタイトルを見て、「ついにダイナストカバル、アルディオン上陸!」というネタを期待したのは俺だけでいいだろう。

  • 五郎

まあどうしても後ろに「カバル」を付けたくなりますよね(笑

  • かなた

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