■Opening Phase03
- GM:さて、おまたせしましたハーパルのオープニング。身元引受人っぽい役割のシャドアニから久々の呼び出しがありました。
ルシャゼリウス市警の刑事シャドアニに呼び出されたハーパル。
- ハーパル:……相変らず殺し屋みたいな格好ね。用件って何?
- GM/シャドアニ:うむ、過去を掘り返すようで悪いんだが……。最近、何か変わったことがあったか?〈嘆きの異邦人〉の生き残りがいて、何か企んでいるらしいとタレコミがあったんだが、お前なら、何か知っているかと思ってな。
- ハーパル:……残念だけど、こっちでは特に何も聞いてないわ。パティータ事務所がそんな事件を解決したとか噂は聞いたけど。
- GM:有名なのか!
- コガ:業界新聞みたいなのはあるかも。
詳細は前回のリプレイ「悲しき数式」を参照。
- GM/シャドアニ:こっちでも、詳しいことは何も判ってないからちょっとでも情報があればと思って呼び出してみたんだが……。忙しいところ、すまない。何か思い出したり、判ったりしたら連絡してくれ。
- ハーパル:ん、判った。何か聞いたらすぐに知らせる。
- GM/シャドアニ:じゃ、オレは別件の用事があるのでこれで失礼させてもらうよ。お愛想なしで悪かったな。
- ハーパル:ん、それでは自分も市警を出て帰る。
- GM:そして、その帰り道に事務所近くの公園を通っていると横から声をかけられる。
- ハーパル:……?
- GM/?:久しぶりだな、ソウマ・ハーパルティア。まだちゃんと生きているとは、組織の技術もたいしたもんだ。
- ハーパル:あなたは……! ……って、誰なんでしょうか?
- BOO:知らないけど知ってるふりきたー(笑)。
- ハーパル:シナリオコネクションのナスノ・エルキールでいいの?
- GM:うん。〈嘆きの異邦人〉で精霊融合実験に関わっていた人の1人です。と言っても、技術屋じゃなく子供や精霊を捕まえてくる実行屋と記憶している。
- ハーパル:ナスノ・エルキール……! 生きていたのね。
- GM/ナスノ:あんな、くだらない戦いに巻き込まれてオレが死ぬ訳ないだろ。オレはもっと、もっと派手にやってやるよ!
- ハーパル:っ!!
- GM/ナスノ:どうだ、今は手駒が少なくてな……前みたいにオレと一緒に派手にやらないか?
- ハーパル:……。
- GM/ナスノ:お前も人を憎んでいるはずだ。精霊とも人とも違うお前のいる場所など、ここにはない! どうだ? お前も安心して暮らせる世界を作らないか?
- ハーパル:……私に何をしろと?
- GM/ナスノ:オレと一緒にこの世界を破壊するのだ! そして、新しい秩序を作り出す! どうだ、一緒に来ないか?
- ハーパル:……確かに人を憎んだこともあったわ。でも、今の居場所を得て私は変わったの。だから、あなたには協力できない、と言いつつ精霊雷で攻撃します。
- GM:何をするー!(笑) 演出? 本気?
- ハーパル:ここは私が軽くいなされるシーンじゃないの?(笑)
- GM:やられ希望か(笑)。ま、戦闘処理はめんどいので省略!
- ハーパル:精霊雷を放とうとしたまさにその瞬間、ナスノ・エルキールの銃弾がハーパルの肩を撃ち抜いていた。
- BOO:自分で演出でやられやがった(笑)。
- GM:銃なのか(笑)。採用。
- ハーパル:(肩を抑えてうずくまる)ううっ……。
- GM/ナスノ:返事は確かに受け取ったぜ。元々半精霊のお前に期待なんぞしてなかったからな。
- ハーパル:ま、待ちなさい……、と言いつつハーパルはそれをただ見ているしかできなかったわけで……。
- BOO:なぜ『北の国から』(笑)。
- GM:というところで、シーン切り。
■Opening Phase04
- GM:リーネが超高級レストランでワインをかぶ飲みしている頃、BOOは場末の酒場で……。馴染みの店なので、周りは顔見知りが多いね。
- BOO:まったく人使い荒いよなあの女! やってられっか、さぼりさぼりー。とはいえ小一時間で帰るつもり。
- GM/顔見知り:おー、BOO久しぶりじゃねーか。また女のケツ追い回してるらしいな。
- BOO:いやいや女が追いかけてくんだよ(笑)。へへっ、昨夜は地元のクラブで俺の曲で観客をロックしてきたぜ。我が代表曲『冤罪手鏡』。「最低!」と響く黄色い歓声、「帰れ」コールの惜しまれる中悠然と去っていく俺。最後店長にうちのクラブは俺には小さすぎると褒められて二度と来なくていいって言われたぜ!
ちなみにMC BOO(のプレイヤー)作詞の『冤罪手鏡』の歌詞はデータ集に掲載しております(笑)。
- GM/顔見知り:また、やらかして捕まるなよ。
- BOO:俺がそんなヘマするかよ(笑)。
- GM/トリプルG:お、下手なラップが聞こえてきたと思ったらBOOじゃねえか。
- BOO:へい朋友! トリプルG!
- GM/トリプルG:お前堅気の女に惚れ込んで丸くなったんだって?
- BOO:ぎくっ。い、いや俺はいつでもエッジだぜ? ……しょうがねえんだよ。俺にぞっこんでさー。17歳の女子高生なんだけどー。あ、写真みる?(笑)
- GM/トリプルG:けっ、ケツの青い学生なんて何がいいんだか! じゃどっかの楽士事務所に勤めてるってのも本当なのかぁ?
- BOO:おお、給料は契約楽士が無駄使いするってくれないがな! 強がるな(笑)。うらやましーんだろー、へっへっへ。
- GM/トリプルG:宮仕えの犬なんて、うらやましくねーぜ。あーあー、BOO様も丸くなったもんだな。
- BOO:ふ、ふーん。てことはお前は悪い生活を満喫してるわけか?
- GM/トリプルG:ケツの青いガキに飼いならされて、しっぽ振り振りしてらぁ。あぁ、オレは満喫してるぜ!
- BOO:何しろ俺は病んで悪なMC BOO、別名“噛ませ犬”、だからな(笑)。
- GM:「あー、もうめんどくせー!」と言いながら飲んでる酒をぶっかけてきます。
- BOO:ぎゃぁぁぁ目がぁああ!
- GM/トリプルG:お? どうした? やり返さないのか?
- BOO:なぁにしやがる!? 俺が定収入を得たのがそんなにねたましいか!(もらってないけど)
- GM:と、ここで【知覚】判定で難易度12。
- BOO:失敗した! まずーい。
- GM/トリプルG:ゲヒヒ、そんな宮仕えの犬がうらやましいなんて思うわけねーだろ。オレのフルネームはゲイリー・グエラ・ギルロイ! みんな畏怖をこめてオレをトリプルGと呼ぶ!
- BOO:今まで言ってなかったけどさ……けっこーダサいぜ?(笑)
- GM:「何をー! もうオコッタゾー!」と精霊雷をBOOに向かって撃つ。
- BOO:やべぇ! と言って人ゴミを盾にまぎれます(笑)。
- GM:その辺が焼け焦げたのを見て、ニヤリと笑って「あばよ」と物質化を解いて去っていきます。
- BOO:被害を受けた人たちの影から。ふー、危なかった。なんだあいつは。ふられたのか? とビビりつつ出てきます。
- GM:(コロコロ)7。
- ハーパル:謎の判定が。
- GM:リーネ、2D6振って。
- リーネ:はいはい。 4(笑)。
- GM:チェック1、という所でシーン切ります。
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