1週間経って

 地震が起きた時はバイト先。揺れはものすごかったが、しっかり耐震対策をしているのか、物も落ちず崩れる場所もなかった。長蛇の(とは言っても我々にとっては大した事のない)列に並んでバスで帰ってみると、自宅は本やCDが散乱していたが、既に本棚に入りきらない本が床に山積みになっているので普段とあまり変わりがない。本棚は重いだけに却って動きにくいんだな。それでも転倒対策の金具が曲がっていたのでものすごい力が加わったのだろう。
 天井が崩落したボウリング場はよく行くカラオケ屋(パセラだ!)と同じビルだと知って戦慄したりも。我が家や職場とは逆に、テレビ朝日の横浜支局はどれだけ地震に弱いんだと映像見て感じたのだが、あっちは埋立地だから山側のこちらより激しく揺れたのかもしれない。
 津波で家々が流されるのを目の当たりにした時はちょっと信じられなかった。手塚治虫が空襲で焼けた遺体を見て信じられずに「人形じゃないのか?」と叫んだことを『紙の砦』だかで描いていたけど、それと同じような気持ちで、「模型の家が流されてるんじゃないの?」と本気でそう思った。
 行こうと考えてたいろんな3月のイベントも全て中止。TRPGも中止。まあ電力が足りない状況では仕方がないかな。イベントの券を払い戻してきたらその金の一部を寄付しようかなと考えてたりもする。そこで全額と言えない辺りが自分の器と財布の小ささを表してると我ながら思うが(苦笑)。

ひとこと

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