石井琢朗現役最後の試合

 横浜スタジアムで行われた今期のカープ最終戦にねこさんと行ってきた。混雑を予想して内野指定席の前売券を買って行く。球場に着いてみると、長蛇の列。事前の相談で「内野自由席にして早めに行くか?」などという案も出ていたが、指定席にして正解だった。
 もちろん目当ては今期で引退の石井琢朗。試合開始前にセレモニーがあり、三浦・金城から花束を渡される。試合には1番遊撃手で出場、3打数無安打2四球と安打が見られなかったのは残念だが、守備機会は多く安定した守りを見せていた。家族らしき人たちも内野席の前方に来ていたようだ。
 試合は8-1でカープの勝利。前田健が完投したが、残念ながら最多奪三振には1つ及ばなかった。

 4年前、石井琢朗がカープに来ると聞いた時は嬉しい反面、いつまでも横浜ベイスターズの人なんだろうなと考えていた。入団会見で着た赤いユニフォームも全く似合っているように思えなかった。
 でもそんな当時の考えに反して、今ではすっかりカープの一員。赤いユニフォームも完全に違和感はなくなった。選手としての実力があるというのはもちろん、本人が積極的にカープの選手と交流し、その様子をブログを綴っていたのも良かったのだと思う。ブログ「琢朗主義」は面白く読み応えのあるブログで、広池投手・鈴川トレーナーの各ブログと並んでカープ3大ブログだったと思う(2人はもうカープにはいないので過去形だが)。
 あんまりこういうのは好きではない言い方だが、雨で順延した結果、前所属球団のベイスターズと横浜スタジアムで最終試合を迎えるというのは、やはり何か持っている選手なのかなと思わざるを得ない。5打席目では球場全体からベイスターズ時代から使われている応援歌が延々と流れ、本来スクワット中には聞こえない(選手の名前を連呼するので)はずの歌詞が聞こえてきた時にはちょっと涙ぐんでしまった。
 来期はコーチに就任するようなので、今後もカープに関わってチームを強くしていって欲しいし、ブログも積極的に更新して欲しい。

 試合後の飲み会で琢朗が来た時の話がねこさんからちょっと話題に出たのでその日のブログを転載しておく(笑)。

■背番号25

野球 > カープ | 2008年11月19日

 石井琢朗がカープにやって来た
 正直なところ赤いユニフォームは全くと言っていいほど似合っていないというか見慣れていないから違和感があるのだが、早く赤が似合う選手になって欲しいです。蒼天道入り口のカープリンクにはさっそく追加した琢朗主義。
 スター選手というものは出ていくことはあっても入ってくることなどないと思っていたので、今回の入団は驚きと嬉しさで満ちあふれている(笑)。
 琢朗が来ると聞いての数日前の我々の会話。

かなた:でも他球団のスター選手がカープに来るなんてここ数年なかったから嬉しいw
にゅーん:いままでのカープにはない取り方ですね・・・
日本人:この寂れた農村に芸能人がやってくる!みたいな感覚ですね(´∀` )
にゅーん:悔しいけどそんな感じだ否定できん。・゚・(ノД`)・゚・。

 まさににぽにゃー先生の言う通り!!

ひとこと

トラックバック

トラックバック URL