ダブルクロスThe 3rd Editon・リプレイ「Life on Edge」

※本リプレイは『ダブルクロスThe 3rd Editon シナリオ集 : ディープフロント』掲載のシナリオ「Life on Edge」をモノプレイとしてプレイしたものです。ネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。

■Pre Play

●トレーラー

――我殺す、故にわれあり。
死んだはずの男、終わったはずの事件。
だが、その想いが強すぎたのか、男はよみがえる。
その手に異形の剣を携えて。
際限を知らぬ憎悪と欲望は、
やがてすべてを巻き込んで拡大していく。
一人の少女の悲しみすら飲み込んで――。

ダブルクロス The 3rd Edition
「Life on Edge」
ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。


●PC1(賢者の石の持ち主)用ハンドアウト

ロイス:立科沙紀 推奨感情 ポジティブ:尊敬/ネガティブ:敵愾心
カヴァー/ワークス:高校生/指定なし
 UGNチルドレンの立科沙紀は、キミにオーヴァードとしての力の使い方を教えてくれた先輩でありそれ以来のよきライバルでもあった。
 だが、キミが“賢者の石”を手に入れたことで、対等だった2人の関係に微妙な変化が生じてしまう。沙紀は何か追い詰められるような表情を見せるようになり、キミとの協力を拒みはじめたのだった。

山川 光彦(やまかわ・みつひこ)

コードネーム:“ジェントル・ガンスリンガー”
ブリード:ピュアブリード シンドローム:エンジェルハイロウ
カヴァー/ワークス:高校生/高校生
性別:男 年齢:17歳

 線の細い中性的な美少年。母と2人暮らしで、光彦は父親が誰かも知らない。中学生の頃に突如覚醒し、以来、UGNのエージェントとして活動している。
 普段はあまり感情を表に出さず、おとなしい印象だが、実は銃を撃つのが楽しくて仕方ないヤヴァイ人。コードネームもこの二面性から来ている。
 外見にコメントされるのが嫌で、普段はなるべく目立たないように生きている。
 UGNエージェントとして生きることに覚悟はできていたはずだが、突如としてさらに新しい力を自分が得たことに、まだ戸惑っている。


●PC2(UGNチルドレン)用ハンドアウト

ロイス:横瀬敬吾 推奨感情 ポジティブ:執着/ネガティブ:殺意
カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン
 FHエージェント、“リッパー”横瀬敬吾。任務よりも殺しを優先する最悪の男だ。キミは戦場で何度か顔を合わせていたことがあったが、これまで奴にどとめを刺す機会はなかった。
 そして今回、FHの研究施設を襲撃したキミは横瀬と遭遇する。今度こそ、逃しはしない。

植田 堕天使(うえだ・るしふぁー)

コードネーム:“ディストーテッド・エンジェル”(歪な天使)
ブリード:クロスブリード シンドローム:キュマイラ/エグザイル
カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレンA
性別:男 年齢:16歳

 幼い頃、両親の離婚・父親の失踪・母親の育児放棄等の不幸スパイラルの中、オーヴァードに覚醒。UGNチルドレンとして引き取られる。
 DQNネームも含め、不幸な経験から若干ひねくれた事もあったが、そんな過去も今はもう黒歴史。明るく楽しくをモットーに生きようと鋭意努力中。ただし下の名前をフルで呼ばれることは今でも嫌がっている。
 大天使(ミカエル)という双子の妹がいるが、非オーヴァードであるため、ルシファーとは別の一般の施設で暮らしている。連絡自体は取っているものの、ほとんど接触はできないでいる。


●PC3(N市UGN支部長)用ハンドアウト

ロイス:杉山孝夫 推奨感情 ポジティブ:庇護/ネガティブ:不安
カヴァー/ワークス:高校生/UGN支部長
 杉山孝夫はレネゲイドウィルスの研究者だ。彼はFHに拉致され、その陰謀に協力させられていた。杉山が捕らえられている施設を特定したキミたちは、N市支部総出で施設を襲撃し杉山を無事に救助する。
 だが、まだ杉山が安全になったとは限らない。彼を狙う襲撃者を排除しなければ、真に彼を助け出したことにならないだろう。

長谷 裕二(はせ・ゆうじ)

コードネーム:“苦労請負人(ハードシップ・アンダーテイカー)”
ブリード:クロスブリード シンドローム:ノイマン/オルクス
カヴァー/ワークス:高校生/UGN支部長C
性別:男 年齢:18歳

 8歳の時事故に巻き込まれ、両親は死亡し自分はオーヴァードに覚醒する。
 その後は姉と2人暮らしとなり、現在は姉・姉の夫・姉の娘(3歳)の四人暮らし。姉は育ての親であり、まったく頭が上がらない恐怖の対象である。また、姪の美羽を溺愛しており、美羽も懐いている。
 UGNには8歳で条件付で入り、それから10年、現在は支部長という立場にある。面倒な仕事ばかり舞い込んでくるため、周りから“苦労請負人”と呼ばれており、本人はなんだかんだ言いつつそれを受けてしまっている。


●PC4(UGNエージェント)用ハンドアウト

ロイス:“アイシクルランス” 推奨感情 ポジティブ:尽力/ネガティブ:猜疑心
カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェント
 キミはローザ・バスカヴィル(『ルール1』p.296)からひとりのUGNチルドレンの調査を依頼された。調査対象は“アイシクルランス”立科沙紀。最近の彼女は単独で行動しており、裏切り行為を行っている可能性もあるという。
 果たして、彼女は本当に裏切り者なのだろうか?

中清水 愛希(なかしみず・あき)

コードネーム:“許されざる者(アンフォーギヴァブル)”
ブリード:クロスブリード シンドローム:ブラックドッグ/オルクス
カヴァー/ワークス:UGNエージェント/UGNチルドレンC
性別:女 年齢:14歳

 物心付いた時からUGNで育てられたUGNチルドレン。かつては“閃烈の舞姫(スプレンディッド・ダンサー)”と呼ばれ電撃で攻撃を行うエージェントだったが、とある任務時に暴走、姉と慕っていた同じくチルドレンの四瓶芙裕子(しへい・ふゆこ)を傷つけてしまったことからその力を封印。自ら“許されざる者”と名乗り、他のエージェントの補佐に回るようになった。
 重傷を負った芙裕子はUGNの病院に入院中、未だ目を覚ます気配はない。


●PC間ロイス
山川 光彦植田 堕天使
P友情○N隔意
P親近感○ P信頼○
N猜疑心N憤懣
中清水 愛希長谷 裕二
P尽力○N不安
○=表に出ている感情

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